就業支援施設

うつびょうになってから
うつ病になってから自宅痛く休養をしていたのですが、
調子が元に戻らずどんよりとした日々を過ごしていました。
家で5か月ほど休養したのですがどんよりした日々は改善しませんでした。
夜寝られるようになったので、会社への復職を頭の中でシミュレーションしたら
その日から感情が不安定になり、夜の睡眠も乱れました。
そのことを心療内科医に伝えると就業支援施設に通うことを進められて
体験入学をしてみました。
私が行ったときは、「相手の立場に立つ」ということをいろいろなシチュエーションでどうするかということを実習生に考えさせていました。
私はすぐに自分の考えを見つけられたのですが、それは私だけの視点で他の実習生の人は別の意見を言ったのですが、会社とか友人や家族以外の全く繋がりがなかった人からの意見は貴重でした。
自分の考えもありなのだけれど、そういう考え方もあるのだと改めて感じさせてもらい、社会にはいろいろな考えの人がいるということを改めて認識させるというカリキュラムでした。
家では家族以外と触れることがなく、頭のリハビリになると思い1週間ほど体験したのち、本利用することにしました。
家での規則正しい生活といっても、朝・昼・晩といった行動パターンでしたが、就業支援施設は、10時に始まり12時から13時までが休憩で午後は13時から15時までの昼休憩1時間を入れて1日5時間の就労練習の場となります。
他にもストレス対処方法社会ルール・マナーの勉強をします。
覚えていると思っていたことも間違って覚えていたり、知らないこともあったので新鮮でした。
通い始めた最初の1週間は就労支援施設から帰ったら眠くなって寝てしまいました。
体の休養ばかりで、頭を全く使っていなかったのでしょう。
就労支援施設で勉強をしたり、就労支援施設に通っている人と意見を交わすことによって精神的に疲弊してしまったのでしょう。
就労支援施設から帰って2時間ほど寝てしまうと夜に眠れなくなって、夜眠くなって大変でした
それで15分睡眠をするようになりました。
タイマーを15分設定して15分だけ寝るだけでもすっきりするし夜も問題なく寝られるので助かります。
就業施設に通うようになってもうすぐで1年近くになりますが規則正しい生活も保てるし、物事も動揺することなく考えられるようになり、ものの考え方も変わったと思います。
うつ病は障がい者になりますが、別に障がい者だからどうだという考え方にもなりました。
就労支援施設での日々は自分にとってプラスになったことは間違いないです。
このような施設に頼らずに一人で悩んでる人は多いと思います。
せっかく手を差し伸べてくれる施設があるのに利用しないなんてもったいない。
家で一人で悩んでいるよりも専知られたく門知識のある人が、色々なサポートをしてくれます。
通っている方は似た悩みをもって通われている人ばかりなので優しく気遣いできる人が多いです。
私の通っている就労支援施設は、1か月休まず通うと皆勤賞として報奨金が出ます。
目の前にニンジンをぶら下げて、実習生のやる気を引き出しているのですが、それを目標に頑張って通われている人もいます。
私はきれいごとを言うようですが、自分のために通っているので報奨金はオマケですと言ってももらっている時点で同じですけど。
就業支援施設は怖がる場所ではありません、心療内科の先生に勧められたら行ってみてはどうでしょうか?
最初は体験からできるはずです。
体験して合わないと思えばそこでやめればいいと思います。
私の通っている施設も合わなくて途中で去ってしまった人もいますし、ほかの施設から来た人がいて、ここはいいと言っていた人もいましたから
合う合わないはあると思います。
精神疾患になったのです、今まで一人頑張ってきたのですから、こういう時くらい人に頼らなくていつ頼るのかと
私は施設の回し者ではなく、個人の感想を言っているにすぎません。
それにしても私は運がいいのか通っている就労支援施設の支援員さんたちがとてもいい人たちでよかったです。
支援員さんたちが親身になってくれているのがわかるからこそこの就労支援施設に通えているし、感謝もしています。
この就労支援施設に通い始めた当初の3か月くらいの時に次の就職先は障がい者の就労支援施設にしたいなと本気で思いましたが、通っている就労支援施設の人ほど人に尽くせないと感じるようになりました。
私なら切ってしまえばいいと思うような人に対しても根気よく軌道修正してあげているので対人のお仕事は本当に大変です。
支援員さんが本当に頑張ってくれている就労支援施設に通えてラッキーでした。
私のような感想を持つ人が、どれだけいるのかはわかりませんが、
就労支援施設のもんを叩くことが自分の道を開く第一歩となるので、恐れずに就労支援施設へ行ってみるのが病気回復へ繋がると思うので悩んでいる人は行ってみてください。