星を見に行く

星を見に色々なところに行った話

星を見るのは好きです。
夜空に星がたくさん出ている空というのは、見ていてとても壮観に思います。
プラネタリウムもきれいだと思いますが、実際に見るのとでは
名古屋のような都市部で夜空を見上げても見える星の数は、たかが知れています。
名古屋市で夜空を見上げる人もいないでしょうけれど、周りに高い建物もあって空を見上げても星なんて見えません、よほどの駅郊外にない限り
名古屋市に住んでいたら星を見に行こうなんて気にはならなかったでしょう。
名古屋市郊外に住んでいたことが星を見に行こうと言う気にさせたのでしょうか
私の住んでいるところは田園というより田んぼが多いので、街明かりが少なく星は比較的よく見えます。
冬はオリオン座が見えるので星にある程度の関心ができていたのかもしれません。

それでも名古屋のベッドタウン夜空は素晴らしいとは言えません。
じゃあ、どうするかと言うと見に行けば、いいという話。
町中から離れて街の光の少ないところに行けばいいという話です。
愛知県は奥三河に星が綺麗に見られるところがあるのですが、奥三河は私の住んでいるところからは遠いので、星を見に行く候補からは外れます。
ではどこに行くのかというのかと言うと
伊吹山です

伊吹山は家から気軽に行ける山なので、行かない手はありません。
それに標高の高い場所は空気が澄んでいて水蒸気が少ないため星がよく見えます。
伊吹山といえば、日本百名山に数えられる有名な山!
標高1377メートルとそれほど高くはないですが、滋賀県で一番高い山で、周辺で一番高い山で、9合目まで自動車で登って行けるという贅沢な山です。
夏には山頂で泊まることもできます、キャンプ場ではないので車中泊となりますが、クーラーいらずのとても過ごしやすい環境なので、車内が広い車ならば問題はありません。
伊吹山では星見観望会というのを実施していて、星に詳しい人が説明をしてくれます。
レーザーポインターで星の名前や夏の大三角などと、ナビゲーターの人が解説してくれるので、私は星に詳しくないのでナビゲーターの人の話は、とても有難い
今年も山に涼を求めに行くときに星見観望会に合わせていきたいです。
ですが、山の天気はコロコロ変わるので、安定しているときはいいのですが、突然ガスってきて雲で星が見えなくなったりするのが恐ろしい。
ペルセウス座流星群を伊吹山に見に行った時に最初は1,2,3個と流れ星を順調に見られていたのにガスってきてすぐに見られなくなったときは悲しかった。
全く天候が回復しないので、伊吹山の山頂で流れ星を3個見て、車中泊をして翌朝下山するという悲しい経験をしました。
伊吹山にいくというので、天気をチェックして晴れだということをしっかり確認して行っても山の天気はわからないです。
でも天気をチェックして行かないともっと酷いことになります。
ヘブンスそのはら

今では超有名になってしまった、ヘブンスそのはらの「天空の楽園 ナイトツアー」にも行ったことがあります。
今は大変な人気なようですが、私が行ったときも人気は人気だったのですが
帰りのゴンドラで待たされることも駐車場から出るときもスムーズに行けたのですが、最近の状況を見ると盛況のようで、あまり混んでいない早く見に行っておけてよかったです。
とは言っても星を見るのには、やはり運頼み!
私がナイトツアーが始まった時間は、薄い雲が出ていて星がよく見えず、残り10分ほどで星がよく見え始め、これからというところでナイトツアーが終了となってしまいました。
ゴンドラで山頂から麓へ下りてきたら、ものすごい星空で悔しいぃったらありゃしない!
天気は水ものいい時もあれば悪い時もある。
こればっかりは諦めるしかない。
信濃町のペンション

星のことを全く意識しないで、泊まった信濃町のペンションではビックリしました。
露天風呂があったのですが、そこから見える夜空は圧倒的な星空でした。
泊まったのはスキーシーズン前の秋空で一等星が少なかったにも関わらず、きれいな夜空でした。
信濃町は標高700メートルの高原地帯なので星がきれいなのも納得です。
きれいな星空が日常なのは羨ましい話です。
ほとんどの日本人は都市部に住んでいるので、きれいな星空なんて拝めません。
人によって豊かな生活は違うのですが、都市部の生活に馴染んでしまうと、田舎の生活は大変です。
私も星がよく見えるところに住みたいとは思うのですが、なかなか実行には移せません。
実際、星がよく見えるところは交通が不便なところが多い。
でも東京や大阪に比べて名古屋は恵まれていて、車で2時間も行けばヘブンスそのはらにだって行けるし、1時間30分で伊吹山にも行けてしまう。
東京や大阪に住んでいては車での移動は大変だから星を見るのも大事になってしまう。
名古屋はよく大きな田舎と言われるけれど、自然とこれだけ触れ合える大都市も早々ないでしょう。
おしまい