電車の色
電車の色って塗るものだと思ったいた
最近はステンレス車両が増えてきて
塗装がされていない列車が増えてきている
うちの近所を走っているJR東海の車両も塗装ではなくてステッカーを貼っているだけの
ラッピング車両状態です
もういっそのこと貼らずにオレンジ色のラインだけつければいいのにと思います
JR東海の特急列車も同じような配色なので、撮影したいと思いません
東海エリアの子供が電車の絵を描くとどうなるか心配です
ですが東海エリアの大きな鉄道会社は他に名鉄と近鉄があります
名鉄といえば赤色の車両パノラマカーが有名です
私が子供の時に名鉄電車が好きな子は電車と言えば赤い色を一生懸命塗っていましたね
電車を描いて赤い色を使えばどこから見ても名鉄電車に見えました
フェラーリではなく名鉄電車が子供のスーパートレインでした
名鉄が赤を採用しているのはとても不思議で、どうして赤を使用しているのか謎でした
愛知県出身の洋画家杉本健吉が赤がいいと言ったから赤にしたとばかり思っていたのですが
杉本による7000系車体塗色案は「若草色」と呼ばれる薄緑色であり、名鉄スカーレットは名鉄車両部より発案されたものであったとする。若草色案と名鉄スカーレット案は平行して稟議され、最終的に名鉄スカーレット案が7000系の車体塗色として本採用となり、杉本も落成した7000系の現車を見て「これはいいね」と評したという。
Wikipediaより引用
ホントにぃと思ってしまいたくなりますが、名鉄車車両部ってスゴイ!
画家として権威のある人の意見を差し置いて赤を選ぶところ、御見それします
最近は名鉄電車の色は少し変化しています
中部国際空港を結ぶミュースカイは青と白をメインカラーにしています
やはり空港へ行く列車として空の色と雲の色をイメージしているのでしょうか
全面展望のパノラマカーが名鉄電車の代名詞だったのですが、標準的な車両になってしまいました
その点は悪くはないと思うのですが、パノラマカーの前面展望で連絡橋からセントレア空港駅へ入線したいものです
ミュースカイ車内にもモニターが付いていて前面展望を映してくれるのですが、パノラマカーだと迫力が違います
最前列はプレミアチケットになりますけれど
こどもやこども心を持っている人ならば一番前に乗りたいです
どうしても前面展望が見たいという人はswitchでもPSでも出来るので興味のある人でゲーム機を持っている人はやってみてはいかがでしょうか
話がそれましたが、その名鉄もステンレス車両の導入により赤く塗られた部分が少なくなってきているので残念です
ステンレス車両はメンテナンス上、塗装をしなくても問題ないのですが
経費が掛かってしまうのでコスト削減という名目で
名鉄のアイデンティティが薄まっていくのは残念ですが
そこに意義を見出せないならそれはそれで仕方のないことでしょう
一方近鉄は
近鉄は近畿の多くの鉄道会社が持つように車両に塗装を施します
ステンレス車両ではないから当然ではあるのですが
近鉄電車の色は私の好みと少しずれていて好みではありません
あくまで私の個人的感想なので好きな人は聞き流してください、お願いします
好きか嫌いかで言えば嫌いではありませんが好きでもありません(´▽`)
近鉄マルーンより阪急マルーンの方が好きです
特急列車のビスタカーの色も
前の色が好きなんですよと言っても好きでも嫌いでもないですが
近鉄特急で唯一好きなのがひのとりです
深紅は重厚な感じがして好きですし、メタリックなところがまたピカピカしていてたまりません
でも大阪―名古屋というと豊臣秀吉を連想するので金ピカ色が良かったです
金色の列車は実際にあるのだし、相当なPRになったと思うのですが
やはり派手過ぎるでしょうか、慣れてしまえば
どうして金色なんですかって聞かれても豊臣秀吉から取りましたって言えばいいと思うのだけれど
金色に輝く「ひのとり」があってもいいじゃないですか
三重の山間部を金色が走り抜けていくことを考えるとワクワクするので
将来数編成を金色にしてくれませんかね
伊勢志摩ライナーも赤と黄があるのですから
乗ってしまえば列車の色はわかりませんが沿線の人は注目すると思います
やはりJR九州の車両は面白い
JR九州の車両というより水戸岡鋭治さんの色使いを私は大変気に入っています
似たような配色のF-1マシンを見たことがありますが
それを鉄道車両にこれほどきれいに配色することができるなんて思いもしませんでした
プロの凄みを感じます!
配色もさることながらJR九州にこの色合いの列車を認めさせるところがスゴイのですが
受け入れてしまうJR九州も器が大きいですね
並大抵ではないです、他のJRに真似はできません
ここまで派手だと山間部だろうが市街地だろうがものすごい自己主張の激しい車両です
列車の改造をせずに色だけ変えて印象をここまで変えることができる
それでいて、かかっている費用は塗料だけ
実に合理的です!
ハウステンボスに行く列車だからオランダ色のオレンジを使うという分かりやすい配色
この強烈なオランダ・オレンジを車両に使うなんて本当に清々しい思いです
他にも黒・青・緑どれをとってもキレイな色でビックリです
極めつけは古代漆色の「ななつ星in九州」ですが、本当にスゴイ色です
色もすごいのですがあの鏡面仕上げにはカメラマンも自分の姿が映って大変でしょう
色だけでも鉄道を見る印象が変わると言うことが分かります
JR九州の鉄道はF-1カーやプロスポーツチームのユニフォーム並みにカラフルです
色を塗るのは確かにコストがかかるけれど、キレイな色の有る無しで
乗客が受ける印象は、どれくらいになるのでしょうか
九州に住んでいる人にとっては当たり前の日常でも
九州に住んでいない私にとっては、九州に住んでいることを羨望の眼差しで見るしかできません
近鉄の「ひのとり」が通ると少しテンションが上がります
九州に行けない分はひのとりを見に行くとしましょうか
おしまい