列車の装飾
通勤用車両の扉
JR九州の多くの近郊形・通勤形・一般形車両には乗降ドアに彩色して、こちらがドアですと親切に誘導しています
車体色と違う色で乗降ドアはこちらですよとアピールしています
私はこれがカッコイイと思うのですが、他にこれをマネしている鉄道会社をほとんど見かけません、ドアは取り付け部品なので別塗装をするのも簡単だと思うのですが・・・
鉄道車両の殺風景な車両側面にアクセントを入れてメリハリを出しているところもイイと感じるところです
日本人は電車の停車位置にドアが来るので、ドアに塗装して誘導する必要がないと言えばないのですが
それはあくまで首都圏・大阪圏・名古屋圏・福岡圏と大手私鉄の話です、それにホームドアがあるのでドアに塗装する必要は無いのかもしれません
郊外にいくと乗車位置がないところがあるので、いい目印になるのですが、乗客が多い大都市圏しか見てないと言うことでしょうか
収益の多い大都市圏は確かにサービスが集中するのでしょうけれど、少しくらい郊外にもそのサービス精神を回して欲しいものです
ヨーロッパではドアが別塗装となっていて、色による誘導するデザインが多いようです
日本の地下鉄もステンレスかアルミ車両のドアを塗装すれば地下でも映えるのにと思って調べたら
あるんですね大阪メトロの新型車両、京都の新型車両も側面の扉が塗装されています
関西の鉄道は東京よりもデザインで優れているのが実証されているようです
面白いデザインですが、今回はドアに塗装がされているかいないかを見ているだけなので、その点で言うと、色塗って~なぁ~といったところです
名古屋の地下鉄は基本ケチなので、なんの面白味もありません(´▽`)
福岡の地下鉄車両はカッコいいです(JR九州ですが)
後継車両は物足りません、扉に色塗ってぇ
シート柄
JR九州の車両に乗ると他の地域と違うのは乗降ドアだけではありません
シートにキレイな柄がデザインされているので、ほっこりとした気持ちになります、シートの柄なんて気にしない人には別にどうでもいいことなのでしょうけれど
植物柄ですが、何もデザインされていないシートに比べて車内が華やかに感じます
水戸岡鋭治さんのことですから費用も他の列車と大差ないのでしょうけれど、ご自身のデザイン料は他に比べて格安でしょうけれど
シートに柄など必要ないと思う人は殺風景で無機質な車内でもいいのですけれど
最近はJR九州の車両に刺激されたのか、最近は華やかな車内になっています
水戸岡デザインの観光列車は全国に数多とあります
ですが水戸岡デザインは観光列車だけに影響を与えたのではなくて通勤車両にも影響を与えているのですね
その与えた影響が如何ほどなのかは分かりませんが、これからもっと面白いデザインのものが出てくれると嬉しいです
JR九州の特急列車は30年前から楽しませる
写真は1992年にデビューした787系ですが、航空機と同じ荷物棚の八トラックはワンランク上の車両ではないかと思わせる車両です
車内は他の車両に比べて少し暗く感じますが、もともとは博多―西鹿児島間を4時間で結んでいた特急ですから車内が明るいと、明るさで人が参ってしまいます
過度に明るい車両では疲れてしまいますから、こういう心遣いができている車両は少ないですよね、明るければいいんでしょう的な考えでしょうか
新幹線や短距離特急などは明るくても疲れる前についてしまうのでいいのでしょうが、長距離を走る列車で明るい列車は困りますね
私は飛行機よりも新幹線を利用するので新幹線の車内ももう少し暗くしてほしいなと思います、グリーン車は料金がお高いので乗るのは躊躇われます
九州新幹線の座席、西九州新幹線の指定席の座席は他の新幹線の座席よりもゆとりがあって好きです
座席のひじ掛けに木材を使用していることも九州の新幹線が好きな理由です
おしまい