九州
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九州に水戸岡デザインがある限り、私は九州に行く

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観光地ではなく「列車」に会いに行く旅

九州に行く理由――。

多くの人にとっては、帰省だったり、親戚が住んでいたり、観光だったりするでしょう。

もちろん九州には、何度でも行きたくなる観光資源があります。

阿蘇や桜島のような雄大な火山。
別府、由布院、黒川、霧島、指宿といった名湯。

神社だけでも、宗像大社、太宰府天満宮、霧島神宮、鵜戸神宮、高千穂神社、青島神社と、全国屈指の名所が並びます。

グルメも強い。
長浜ラーメン、熊本ラーメン、鹿児島ラーメン、長崎ちゃんぽん、チキン南蛮、鶏天、馬刺し、鳥刺し、そして「しろくま」。

歴史好きなら志賀島、グラバー園、明治維新ゆかりの鹿児島や佐賀も外せません。
陶磁器だって、有田焼、伊万里焼、薩摩焼と名品揃いです。

これだけ魅力があれば、何度も九州に足を運びたくなるのは当然です。

私も以前は、そんな「観光目的」で九州へ行っていました。

ですが今、私が九州へ通う理由は違います。


私が九州へ行く本当の理由

JR九州の列車に乗るため

今の私にとって、九州最大の魅力は
「JR九州の列車」です。

特に心を奪われたのが、JR九州のD&S列車。
いわゆる“観光列車”ですが、他地域の観光列車とは空気感が違います。

そして、その世界観を作り上げた存在が、
水戸岡鋭治 です。

JR九州のD&S列車の多くは、水戸岡鋭治さんによるデザイン。
1988年から始まったその挑戦は、30年以上かけて九州全土へ広がっていきました。

さらに驚くのは、そのデザインがJR九州だけで終わらなかったことです。


全国へ広がった「水戸岡デザイン」

今では全国各地の観光列車に、水戸岡デザインの影響を見ることができます。

第三セクター鉄道の観光列車にも、その世界観は広がりました。

私の住む愛知県の隣、岐阜県を走る長良川鉄道の観光列車「ながら」もその一つです。

「ながら」は本当に素晴らしい列車です。
ですが乗っていると、やはり“JR九州のDNA”を感じます。

それは廉価版ではなく、“受け継がれたデザイン”です。

地方鉄道でも導入しやすいように工夫されている点も、水戸岡デザインの凄さでしょう。

そして、それを独占せず全国へ広げたJR九州の懐の深さにも驚かされます。

普通なら、人気コンテンツは囲い込みたくなるものです。

それでもJR九州は、水戸岡デザインを全国へ広げることを許した。
その度量の大きさには感心します。


「ながら」では満足できない

もちろん長良川鉄道の「ながら」は大好きです。

ですが、乗れば乗るほど思ってしまうのです。

「本家に乗りたい」と。

九州へ行けば、水戸岡デザインの“オリジナル”が待っています。

D&S列車だけでも個性の塊です。

  • ゆふいんの森
  • 指宿のたまて箱
  • A列車で行こう
  • 36ぷらす3
  • はやとの風
  • かわせみ やませみ
  • 或る列車
  • ふたつ星4047
  • かんぱち・いちろく

どの列車も「移動手段」ではありません。

乗ることそのものが目的になる列車です。

普通列車では味わえない“非日常”がそこにあります。


私が最も愛する新幹線「800系」

数あるJR九州の列車の中でも、私が最も好きなのが
九州新幹線800系です。

和の新幹線

800系は、とにかく内装が素晴らしい。

JR九州800系新幹線 は「和の新幹線」と呼びたくなる存在です。

肘掛けや背もたれには木材が使われ、車内には温もりがあります。

普通、新幹線といえば無機質で機能的な空間です。

ですが800系は違う。

車内に入った瞬間、空気が柔らかい。

まるで旅館のような安心感があります。

さらに驚くのが木製ロールブラインド。

新幹線という制約の厳しい乗り物で、ここまで木を使う発想が凄い。

木漏れ日のように光が差し込み、車内にやさしい空気を作り出しています。


座席が信じられないほど快適

800系の座席は、700系ベースとは思えないほど足元が広いです。

シートが薄型設計のため、空間に余裕があります。

東海道新幹線では窮屈に感じることがあっても、800系ではリラックスできる。

しかもシート柄が車両ごとに違う。

初期車には3種類、全通後の編成には6種類のシート柄が用意されています。

つまり、乗る号車ごとに雰囲気が違う。

「今日はどの座席だろう」

そんな楽しみまである新幹線は、全国でも珍しいと思います。


なぜ800系は全国的人気にならないのか

私は、800系が全国的にもっと評価されてもいいと思っています。

理由は単純で、知名度の問題でしょう。

東京発着ではないからです。

もし800系が東海道新幹線や東北新幹線を走っていたなら、間違いなく人気上位になっていたはずです。

実際、山陽・九州新幹線では「のぞみ」よりも「みずほ」「さくら」の指定席から埋まることがあります。

それだけ快適性に差があるのです。

通常期なら530円追加するだけで、2列×2列のゆったりした空間に座れる。

東海道新幹線利用者ほど、その差に驚くと思います。


フェリーで九州へ行く時間まで旅になる

JR九州の魅力は、新幹線だけではありません。

在来線特急も別格です。

私は九州へ行く時、新幹線や飛行機だけでなくフェリーを利用することもよくあります。

夜の港を出航して、海の上でゆっくり過ごし、朝になると九州へ近づいていく。
その時間から、もう旅は始まっています。

特に門司港へ到着した瞬間の高揚感は特別です。

「これからJR九州の列車に乗れる」

そう思うだけでワクワクします。

そして門司駅からJR九州の列車へ乗り換える。
この瞬間がたまりません。

小倉〜博多間なら山陽新幹線を使えば、あっという間です。

ですが私は、あえてJR九州の在来線特急を選びます。

787系、883系、885系――。
どの列車が来ても嬉しくなる。

時間は新幹線よりかかります。
それでも乗りたいと思わせる魅力があります。

JR九州の特急は、ただの移動手段ではありません。

「乗っている時間そのもの」が楽しいのです。

フェリーで海を渡り、門司港へ着き、そこからJR九州の特急へ乗る。

この流れ全部が、私にとっての“九州の旅”になっています。

フォームの始まり

フォームの終わり


787系・883系・885系という芸術品

787系 ― 落ち着きと高級感

JR九州787系電車 は、長距離特急として生まれた車両です。

車内は非常に落ち着いた空間。

グリーン個室やセミコンパートメントもあり、移動時間そのものを楽しめます。

「移動が目的になる列車」です。


883系 ― 衝撃的なブルーメタリック

JR九州883系電車 は、とにかく色が凄い。

鮮烈なブルーメタリック。

まるでF1マシンのようなカラーリングです。

しかも名前は「ソニック」。

見た目だけでなく、本当に速い。

さらにデッキの色使いも衝撃的でした。

30年前に、ここまで攻めたデザインを実現していたことに驚かされます。


885系 ― 美しさと上質感

JR九州885系電車 は純白の特急。

よくドイツのICEに似ていると言われますが、実際にはJR九州らしい柔らかさがあります。

そして車内。

革張りシートの高級感には、本当に驚きました。

普段使いの特急で、ここまでやるのか。

JR九州の本気を感じます。


九州へ行く理由は「列車」になった

九州には温泉もあります。
グルメもあります。
歴史も自然もあります。

でも今の私にとって、九州最大の魅力は「列車」です。

水戸岡デザインの列車たちに乗るために九州へ行く。

それが、今の私の旅の理由です。

そして思います。

もしJR九州の列車が地元を走っていたら、私はここまで九州へ通わなかったかもしれない、と。

それくらい、JR九州の列車には「乗るためだけに行く価値」があります。

九州に水戸岡デザインがある限り、
私はこれからも九州へ行き続けると思います。

310orca001
しゃち
しゃち
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水戸岡鋭治好き
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